CLOAD受信ソフト

概要

このソフトは、CYG-9101CYG-81000、CYG-85000、CYG-32400LPM、視程計、複合気象などのデジタル出力センサーのデータをPC上に自動的にファイルを作成して、一定間隔毎に保存するものです。レコードの先頭には、タイムスタンプが付加されます。

特長

  • 指定時間間隔で区切ったデータファイルを作成→取り扱いやすい
  • レコード先頭にタイムスタンプを付加
  • 通信中にPCがハングアップしたり、電源が落ちても、直前レコードまでのデータは消えない。(ファイルを毎回クローズしている)
  • 様々な通信形式に対応
  • 80文字*10Hz位までは対応(保証はしません)
  • Windowsの処理タイミングでデータ数が一定しない事があります。
  • デジタル機器のタイマーのズレにより、データ数が一定しない事があります。

RS-485は、485/232C変換器で232C出力に変換してPCに入力してください。
RS-232Cの文字出力なら何でも記録可能です。

ハイパーターミナルなどターミナル通信ソフトとの違い

  • 一般ソフトのログ記録では時間区切りできないので、巨大なファイルを作成することがありますが、Cloadは指定間隔で区切る
  • 通信中にPCがハングアップしたり、電源が落ちても、データは消えない。
  • タイムスタンプが付加されます。

仕様

スクロールすることができます

取扱説明書 ダウンロード
動作条件 Windows 7/8(動作確認のみ)
(Windows 95/98/2000/NT/XP(旧製品にて対応))
COMポートがあること(USB/COM変換ケーブルなどでもOK) 
必要メモリー 1MB以上
必要HD容量 保存期間に依存
対応レコード区切り文字 CR,CR+LF
通信速度 1200~38400BPS
パリティー N,E,O
フロー制御 xonxoff、RTSほか
通信バッファー 初期値4096、指定可能
保存データ区切り時間間隔 1,10,20,30,60分、1日
ファイル名 AAyyyymmddhhmmss.dat
AA:ファイルイニシャル=任意指定可能
yyyymmdd :年月日
hhmmss:時分秒
データレコード記録フォーマット タイムスタンプ 受信文字列+CR(CR+LF)
使用許諾条件 条件が適用されます
供給方法・条件 当社のデジタル出力機器ご購入の方に無償提供
ご必要な方は、当社営業部にご請求ください
ホームページ上からのダウンロードによる供給(約2MB)

メイン画面

同じパス上に、「Cload.ini」 というファイル名があるので、あらかじめ、データファイル保存先を指定しておく

通信設定画面

ファイル区切り時刻を選択する事により、00秒データの扱いを選択できる
例)
0:0:0のデータを前日にするか、翌日にするか選択可能


COMポート:コンピュータ上で使用できるCOMポートのみ表示されます。該当COMポートが表示されない場合は、こちらで確認
通信速度:対象機器に設定されている通信速度を選択します。(CYG-81000初期設定:38400)
ビット長:対象機器に設定されているビット長を選択します。(CYG-81000初期設定:8)
パリティ:対象機器に設定されているパリティを選択します。(CYG-81000初期設定:N /無し)(N : 無し、O : 奇数、E : 偶数)
ストップビット:対象機器に設定されているストップビットを選択します。(CYG-81000初期設定:1)
フロー制御:必要に応じてフロー制御を選択します。(CYG-81000初期設定:無し)


データフォルダ

“参照”をクリックして、データファイルの保存先を指定します。
指定しない場合は、デフォルト設定のフォルダ(C:\Climatec\CLoad\data)が作成されて同フォルダ内に保存されます。


ファイル区切り時刻

保存ファイルのファイル区切り時刻を選択します。
ボタンをクリックすると、選択要素の説明が表示されます。同ボタンをクリックするか、開いたウィンドウをクリックすることで表示を消すことができます。

※「最初の行が00秒」の場合、ファイル区切り時刻はYYYY/MM/DD hh:mm:59.999
 「最後の行が00秒」の場合、ファイル区切り時刻は
 (1)有効桁数が00の場合、YYYY/MM/DD hh:mm:00.999
 (2)有効桁数が00.0の場合、YYYY/MM/DD hh:mm:00.099
 (3)有効桁数が00.00の場合、YYYY/MM/DD hh:mm:00.009


データファイルイニシャル名

保存データファイル名のイニシャル文字を設定できます。
(デフォルトを使用した場合:tsYYYYMMDDhhmmss.dat)


保存時刻形式
保存データ内のタイムスタンプ形式を選択します


有効桁数
保存データ内のタイムスタンプにおける秒の有効桁数を選択します。


受信データの最大長(byte)
受信データの最大長が設定可能です。設定数を超えた受信データは、データデミリタがなくとも改行されます。


タイムアウト
受信データのタイムアウトが設定可能です。最後にデータを受信してから設定時間を超えた場合、データデミリタがなくとも改行されます。


起動設定
Cload起動時に自動的にデータ回収を開始するかどうかを設定できます。
スタートアップフォルダーにCloadショットカットを格納しておくと、PC起動時に自動的にCloadも起動します


COMポートの確認
COMポートの番号は、USB-COM変換ケーブルなどを用いると、不明な事があります。
以下の方法から、予め確認しておいてください。

Windows7での確認方法

スタートから、”コンピューター゛を右クリックして”プロパティ”を選択します

デバイスマネージャーを選択

”ポート(COM とLPT)”を表示させると、割り当てられているCOM ポートが表示されています。(ここで
は、USB Serial Port と表示されておりCOM3 を割り当てられています)