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板状材 熱伝導率測定システム
CHF-THASYS
製造終了
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概 要 THASYSは、絶縁材料、プラスチック、合成物サンプルなど板状材料の熱伝導率、および熱抵抗率を測定をします。米国試験協会ASTM1114-98規格に準拠し、薄膜ヒーターを採用。絶対法に基づき、正確かつ迅速、簡単に熱伝導率を測定をします。THASYSは、薄膜ヒーター式装置(THA01)、計測制御ユニット(MCU01)で構成されています。特殊設計の高精度サーモパイルセンサー採用し、薄膜状のサンプルを測定できます(通常0.01mmから6mm。0.01mmのサンプルは重ねる必要があります)。この方法は、ASTM D5470規格に準拠し、優れた方法とされています。人工気象室を使用すれば、広い測定温度範囲をカバーし、一定の間隔を置いて測定を実行できます。THASYSは、コンピューターによる完全制御です。熱伝導率の高い薄いホイルの材質などには、THISYSをお勧めします。 「薄膜ヒーター式装置」(THA)のための ASTM C1114-98「薄膜型ヒーター標準試験法」は、高精度で迅速な測定を可能にする1998年の比較的新しい規格で、広い測定温度範囲をカバーします。 熱流φ(ヒーターパワーから派生)を測定するのに、サンプル温度の時間変化に対する微分値ΔTamp、効果的なサンプルの厚さHeff, とすると、熱伝導率λは下記の等式で表せます: λ = φ Heff / ΔTamp 熱流φ, Heff、ΔTamp の測定はパワー、厚さ、温度の全てを直接計測できます。これは参照サンプルや校正熱流センサーを必要とする保護熱板法(Guarded Hot Plate法、GHP法)に対して、THA は絶対法で計測できます。 特 長 THI01 の設計Hukseflux THI01 は 2つのアルミニウム製のヒートシンクを採用し、それぞれにエア充填の絶縁空洞と共にヒーターが内蔵されています。サンプルはこのヒートシンクの間にセットします。このようにして温度勾配(面方向に中心から縁に)が測定されます。この技術新案はthin thermocouple thermopile (Hukseflux設計特許)としてグリセリン槽の中で正確かつ超高感度の微分値ΔTの測定を行います。 THI01は 0.01-6mmの厚さのサンプルを測定します。通常、シート状で70x100mmの大きさのものを使用します。 参照標準サンプルは5mm厚のパイレックス(Pyrex)7740です。このシートの熱伝導 [H.λ] は約[4 10-3 m2K/W]で、測定対象サンプルは、[H.λ] 値でこれに近いものが理想的です。 測定は、実際にはTHI01の温度で行われます。必要に応じて、人口気候室の中にTHI01をセットすれば動作温度を変更して測定でき、所定のセンサー温度範囲が変化している間に測定します。つまり測定はヒーティングサイクルと微分値ΔTを確定する計測から成り立っています。THI01の温度は、Pt100温度センサーによって監視され、サーモパイルの感度の温度依存性を修正します。 MCU01(計測制御ユニット)の設計MCUはコンピューター制御で、データ保存と同時に計測制御機能を実行します。ソフトウエアは、THI01ユニットに含まれており、ウィンドウズ環境で操作します。パラメーターサイクルタイム、サンプルの厚さ、ヒーター領域を入力すると、計測がスクリーン上でスタートします。 キャリブレーション分析されるサンプルによりますが、さまざまな種類の参照サンプルが考えられます。通常、このユニットに含まれているパイレックス7740が使用され、このパイレックス7740の熱伝導率はNPL(英国立物理学研究所)で確認できます。THISYS は ISO認証の研究所での使用に適しています。 適応例
備考 THI01の仕様について必ずTHI01マニュアルを参照下さい。マニュアルはPDFファイルにてメールでお送りいたします。 さらに高い熱伝導率のサンプルには、THISYSモデルをお勧めします。 |
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仕 様
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