CVS-DSP110
路温測定用 放射温度計

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概要

車載用に開発された路温測定用の赤外放射温度計です。車載用に開発されているので応答速度が速く、耐衝撃性に優れています。移動観測車による道路温度計測に適しています。
赤外放射温度計は非接触型ですから、測定物体に影響を与えることなく瞬時に測定します。

設置の参考

  • 通常轍の上は周囲の路温より高温になっています
  • 車の熱の路面への影響を避けるため、車の前方部分への設置推奨

参考

環境温度範囲が広く、低消費電力のタイプはこちら

計測

他の計測要素と一緒に測定するデータロガー

仕様

スクロールすることができます

名   称 道路用赤外放射温度計
型   式 CVS-DSP110 CVS-DSP111 CVS-DSP112
出力 表示のみ RS-232C

1-5V

4-20mA

測定視野 約1.5度
アナログ出力 4-20mA/1~5V
表 示 赤色LED
精度定格 ±0.28℃以内@0℃:
衝撃 50Gs
振動 10Gs(全方向)
校正範囲 0℃において±17.5℃
使用温湿度範囲 -40~70℃
電   源 DC12V/24V
ケーブル 約5m
保  守 定期的に感部の清掃(以下参照)
校  正

シーズンはじめに校正して下さい。

校正は、アイスバス(クラッシュアイスと水の混合水)で0℃に調整します。クラッシュアイスの代わりに雪を用いることもできます。

ブラケット寸法
バンパー取付例
保守(清掃)

最低2ヶ月に1度は清掃して下さい(頻度は利用状況により異なる)。

道路からは多くの埃が飛んで付着します。

外側清掃後、コーンカバーをはずし、コーンカバーとセンサー部を清掃します。

レンズは、レンズクリーナー(またはメガネクリーナー)で清掃してください