総合気象観測システム(AWS)

機器選定ガイド Q&A

 

Q&A
疑問点 回答例
新設の場合
Q1) どの程度のランクの機器が必要か? A1) データを公開したり、第3者にデータを提供する可能性がある場合、営利目的でなくても気象庁検定を取得したセンサーが必要です(気象業務法による)
Q2) 安っぽく、すぐ壊れる物では困るが、気象台が使うようなプロ仕様でなくても良い A2) A1と同レベルのセンサーを使用しますが、検定不要のため経済的に機器を構成できます。
Q3) 精度はともかく、安いシステムが欲しい、とりあえず、気象のデータが必要 A3) 当社営業宛ご相談ください。小型ロガーを用いた別システムをご紹介いたします。 耐用年数は短くなります
Q4) 一時的な観測をして、データが欲しい。レンタルは可能か? A4) 可能です。レンタル機器、システムを保有していますので、ご相談ください
Q5) パソコンが普及しているがパソコンで計測からデータ処理までできないか? A5) パソコンは安くなっていますが、24時間連続5年間動作させるには不安定でお奨めできません。雷や停電時に停止したり、壊れたりする事があります。

計測専用のデータロガーで気象センサーのデータを計測処理して、パソコンには、表示や出力のみを担当させます。

パソコンは停電や誘導雷に弱く、屋外のセンサーから電気信号を直接取り込むのは、危険です。
Q6) 最新機器も導入したい A6) Webカメラ、データのWebへの公開、事務所LAN内での自由な閲覧、携帯電話でのデータ確認、異常時の警報伝送など様々なオプションに対応しています。
Q7) 管理をできるだけ簡単にしたい A7) 保守の内容はこちらをご覧ください。日常の点検は屋外センサーの場合、変わりませんが、機器構成がシンプルなので全体の管理の手間が少なくなります
Q8) 自然故障は? A8) 今までの経験から故障の少ない機器を使用していますが、それでも故障はあり得ます。変換器をほとんど使用していないので、故障原因となる箇所が少なく、たとえ故障しても修理費用は従来システムに比較して抑えられます
Q9) 災害による故障は? A9) 自然災害の代表格が雷ですが、通常は誘導雷による被雷対策がとられています。誘導雷の侵入経路は主にAC電源経由とセンサー経由が考えられます。電源経由の被雷に対しては、耐雷トランス、センサー経由の被雷に対しては、避雷端子台の対策がとられています。
直接の落雷は発生確率が低く、その対策には膨大な費用が必要なので、通常は行いません。直接雷が発生した場合、機器はほぼ100%破壊されます。このような被害に対しては、金銭的な面からは動産保険でカバーすることをお奨めしています。
データロガーとPCを組み合わせることによって、データを欠測する被害は最小にすることが可能です。
Q10) 耐用年数は? A10) 耐用年数は5年ですが、予算の関係で10年近く使うことが多いようです。屋外で使用する金具類には予算の許す限り、耐用年数の長い素材を使用します。
Q11) クリマテックのシステムの特長は? A11) 以下の他社システムとの比較システム構成図をご覧ください
Q12) 気象観測の方法に決まりはあるのか? A12) 気象庁の「地上気象観測法」に準じます
Q13) 気象の統計方法に決まりはあるのか? A13) 気象庁の「気象観測統計指針」に準じます
更新の場合
 ・従来システムは錆が多く、大がかり   軽くシンプルになります
 ・故障が多かった 昔のシステムに比べるとシンプルなシステムになりますから、その分、故障が少なくなります。また、故障した場合も、原因の究明が早く、部品代も安くなります。
 ・従来システムの使えるところは有効利用したい 途中で交換したセンサーなど、まだ新しく使えるセンサーなどがあれば、継続利用可能です。ほとんどのセンサーが当社システムに組み込み可能です。ただし、5年以上経過したセンサーは寿命とお考えください。
継続利用の多いセンサー:蒸発計
 ・既存のケーブルを利用したい ケーブルを見て判断します。
 ・パソコンを有効に使いたい パソコン(PC)に頼るシステムは危険です。
PCが停止しても計測は継続するシステムです
 ・従来のデータを生かしたい 過去データを継承した同一形式のデータも取得可能です。
過去のデータ変換は別途費用が発生しますが、変換後は統一的に扱うことが可能になります。


他社システム例と当社システムの比較
一般的なA社気象観測システムとの比較例です
項目 当社のシステム 他社システム例 利点 他社システムでできない理由
システム
構成
センサー

データロガー
センサー

変換器

専用コントローラー
(ロガー)
変換器がない分、システムが単純化 データロガーが高機能でない
センサー クリマテックで検証済みの信頼性の高いセンサーを用意 気象庁と同水準のセンサー
自社センサー
コストが低い割に精度が高い
好みの会社のセンサーを導入
気象観測システムを販売する会社がセンサー製造業者であるため自社センサーが原則
変換器 基本的に不要 センサー出力を電圧などに変換 システムの点数が少なくなり故障が少なくなる 信号を電圧や電流に統一しているので
A/D変換と統計処理 データロガー内部でプログラム処理 専用コントローラー 汎用品を利用しているので、開発コストがかからない コストの関係で、1種類の電圧かパルスのみ入力可能にしている
コントローラーまたはデータロガーのセンサー入力種類 微弱電圧のほか、ブリッジ、抵抗、パルスなど 基本的には電圧か電流 ほとんどのセンサーを直接入力可能 一般産業計装分野の計測発想を応用しているので、信号側を統一する手法
統計演算 汎用データロガー 専用コントローラーなど 自由にプログラム可能なので必要な統計計算は全てデータロガーで行い結果を内部保存している マイコンに専用ファームを書き込み
データの保存 汎用データロガー パソコンか印刷
専用コントローラーなど
パソコンに頼らないのでパソコンが故障してもデータ収集に影響がない 上記統計演算したデータを保存しないと意味がない
計測場所 センサーの近くの屋外計測盤 屋内のみ ノイズが少ない 屋外仕様でない
屋内まで
の通信
電源と通信の2本 センサーアナログケーブル全て(場合によっては8本?) デジタル通信なので
劣化がない
ロガーを屋外に長期間置けないので。
ノイズやサージがはいりやすい
消費電力 小さい 変換器の分大きい バックアップ電源が小さくなる 変換器が必要なので電力消費量が大きい
センサーの追加 容易 専門知識が必要 専用ファームなので自由度は小さい
テレメータ化 多種類サポート 自由度が小さい
表示や帳票作成 パソコン パソコン データ表示、グラフ
日報・月報出力
Webリアルタイム表示は標準
サポート Iインターネット経由オンライン保守が可能
故障の場合、可能な限り代替え品をご用意
不明 迅速な対応が可能です
定期保守 通常1年毎 通常1年毎




このシステムに関する問い合わせ、カタログ請求はクリマテックへ
クリマテック株式会社
東京都豊島区池袋4-2-11 CTビル 6F
TEL:03-3988-6616 FAX:03-3988-6613
E-mail こちらから
http://www.weather.co.jp/